一般社団法人南部杜氏協会

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南部杜氏協会について

協会事業概要

各種講習会の開催や杜氏資格選考試験の実施により杜氏をはじめとする酒造従業員を養成・育成するとともに、自醸清酒の研究会の開催により酒造技術の研究改善向上を図ります。

協会事業概要

歴 史

南部杜氏は農業と深く関わりながら発展してきました。東北は厳しい寒さと雪の影響で冬期間は作業ができなかったため、少しでも収入を得るための手段が「酒造り」でした。
前身となる南部杜氏組合は1914(大正3)年に技術向上を目的に発足。1948(昭和23)年に南部杜氏協会に改組しました。南部杜氏協会は講習会や鑑評会を脈々と続け、杜氏の伝統をさらなる高みに導いてきました。

歴史

沿 革

明治44年4月 第1回清酒品評会開催
明治44年8月 第1回酒造講習会開催
大正3年7月 「南部杜氏組合」設立
大正10年 支部を設置
昭和23年7月 花巻酒造㈱より出火。間借りしていた南部杜氏組合本部が類焼し、貴重な資料がすべて焼失
昭和23年8月 「南部杜氏協会」に改組
酒造講習会復活
昭和28年7月 「社団法人南部杜氏協会」と組織変更
昭和28年8月 南部杜氏会館竣工
昭和34年7月 機関紙「南部杜氏」創刊
昭和37年8月 南部杜氏研修場 落成式
昭和39年7月 南部杜氏協会創立 50周年
昭和41年10月 「南部杜氏五十周年史」発刊
昭和56年11月 石鳥谷歴史民俗資料館開館、南部杜氏の酒造用具を展示
昭和57年4月 石鳥谷歴史民俗資料館の酒造用具が国の重要有形民俗文化財に指定
平成元年10月 石鳥谷町中寺林に南部杜氏研修場 落成
平成2年7月 石鳥谷町の後援により「酒造大学」を開講
平成4年10月 石鳥谷町の「南部杜氏の里づくり」の一環として整備していた南部杜氏伝承館と酒匠館が開館
平成5年11月 岩手日報文化賞(産業部門)を受賞
平成16年7月 南部杜氏資格選考試験に初めて女性が合格
平成23年4月 東日本大震災のため、南部杜氏自醸清酒鑑評会を中止
平成23年7月 第100回南部杜氏夏季酒造講習会開催
平成25年9月 社団法人から一般社団法人へと移行
平成26年7月 南部杜氏協会創立100周年
平成31年4月 第100回南部杜氏自醸清酒鑑評会開催

日本酒造り

日本酒は、「米・米麹・水の3つを原料とし、アルコール発酵させたもの」です。
「一麹、二酛、三造り」といわれる日本酒造りには、杜氏、蔵人たちの経験と技が生きています。
杜氏は酒造りの全工程を管理し、品質を保証する責任者として、また伝統と技術を次世代に伝える重要な存在として受け継がれています。

※下記リンクから南部杜氏について
ご覧いただけます。

▶︎ 南部杜氏の匠 紹介
日本酒造り

南部杜氏協会会員・南部杜氏 就労状況

南部杜氏協会の会員は令和7年5月末現在560人です。そのうち酒造りの最高責任者である杜氏は175人で、岩手県は最多の21人です。全国各地(37都道府県)でその土地の好みに合わせた地酒を脈々と守り続けています。

都道府県 会員 うち杜氏
北海道 17 7
青森県 23 6
岩手県 74 21
宮城県 93 17
秋田県 2 0
山形県 7 1
福島県 24 8
茨城県 27 10
栃木県 40 13
群馬県 9 4
埼玉県 21 10
千葉県 33 11
東京都 7 3
神奈川県 8 3
新潟県 3 1
富山県 2 1
都道府県 会員 うち杜氏
石川県 5 2
福井県 9 6
山梨県 2 2
長野県 3 1
岐阜県 13 5
静岡県 42 7
愛知県 8 2
三重県 4 2
滋賀県 6 2
京都府 7 3
大阪府 17 4
兵庫県 4 2
奈良県 12 3
和歌山県 16 7
鳥取県 1 1
島根県 3 2
都道府県 会員 うち杜氏
岡山県 2 1
山口県 3 3
愛媛県 2 0
福岡県 1 1
佐賀県 6 1
未定 4 2

※下記リンクから会員(杜氏)の
所属蔵一覧(HP)がご確認できます。

杜氏紹介

各都道府県で活躍している会員(杜氏)を
紹介します。

※下記バナーからご覧ください。

機関紙

全国各地に羽ばたき、活躍する酒造り集団「南部杜氏」の情報誌
創刊昭和34年7月/年1回発行

※アーカイブをご覧いただけます。ダウンロードも可能です。

お問い合わせ

〒028-3171 岩手県花巻市石鳥谷町
中寺林第7地割14番地

TEL 0198-45-2058 FAX 0198-45-2058